「オリンパスのカメラ充電器をなくしてしまった」「出先で充電器が壊れた・見つからない」「互換品やUSBで代用できる?」
そんな悩みや不安を持つ方が増えています。
純正充電器がない状況でも、適切な代用方法や互換充電器を選べば、カメラのバッテリーを安全に充電することが可能です。
この記事では、オリンパス各モデル・バッテリー型番ごとの代用充電法やおすすめ互換品、USB充電やスマホ充電器の可否と注意点、失敗しない選び方やトラブル対策、純正品の入手法まで徹底解説します。
「今すぐ充電したい」「代用品を探している」という方は、ぜひ参考にしてください。
オリンパスカメラの充電器がない時の対処法
オリンパスのデジタルカメラを使っていて、「充電器が見当たらない!」「外出先や旅行先で急に必要になった」「壊れてしまった」——こうした場面は意外とよくあります。焦る前に、まず確認・実践したい対処法を解説します。
まず確認すべきこと
- カメラ本体にUSB充電機能があるか確認
- 最近のオリンパス(OM SYSTEM含む)カメラは「本体から直接USBケーブルで充電できるモデル」が増えています。
- 取扱説明書やメーカー公式ページで、「USB充電対応モデルか」すぐにチェックしましょう。
- バッテリー型番・充電器型番を確認
- 代用方法・互換品を選ぶうえで「バッテリーの型番(例:BLS-5、BLN-1など)」が必須。
- カメラ本体裏・バッテリー本体や古い充電器のラベルを確認します。
- 予備バッテリーや純正充電器が他にないか探す
- 家の中・カバン・車など、意外な場所から出てくることも多いので一度再チェック!
カメラ本体から充電できるモデルの見分け方
- USB Type-CまたはmicroUSB端子が本体に付いている場合は本体充電対応が多い
- E-M10 Mark IV、OM-5などはUSB給電・充電が可能(ただし一部旧モデルは非対応)
- ケーブル接続でPCやモバイルバッテリーから直接充電できるケースもある
- バッテリー単体を外して充電する必要があるモデルも
- 旧型やエントリーモデルでは、バッテリーを充電器にセットしないと充電できない場合がほとんど
急ぎの場合の応急処置
- カメラ本体がUSB充電対応→手持ちのスマホ充電器やモバイルバッテリーで充電
- 必ず対応ワット数・出力に注意
- バッテリー単体充電が必要→100均や家電量販店で“急速充電器”や“汎用充電器”を緊急購入
- Amazon・ヨドバシ・ビックカメラなどの家電量販店でも“その場で買える互換充電器”が多数あり
- 友人やカメラ店で一時的に貸してもらう・充電サービスを利用する手も
純正充電器と代用充電器の違い・選び方
充電器を代用する際に気になるのが、「純正品と互換品(サードパーティ品)の違い」「どちらを選ぶべきか」というポイント。安全性・価格・保証の違いを含めて整理します。
純正品のメリット・安心感
- メーカー保証・動作安定性が高い
- オリンパス(OM SYSTEM)純正の充電器は、バッテリーへの最適設計で過充電や発熱リスクが最小限
- 純正バッテリー&充電器の組み合わせなら、メーカー修理・サポートの対象外になる心配がほぼない
- 安全機能や長寿命が期待できる
- 過電流防止・異常時自動停止など、独自の安全回路搭載
- 価格は高めだが信頼性が圧倒的
互換品(サードパーティ)の特徴と注意点
- 価格が安い/入手が簡単
- Amazonや家電量販店で1,000〜2,500円程度、種類も豊富
- 急速充電・USB対応など機能が多彩な商品も
- モバイルバッテリーやUSBアダプターと組み合わせて屋外充電も可能
- 動作安定性・安全性は製品ごとにバラバラ
- 低品質品は過充電・バッテリー膨張・発火リスクあり
- 正規代理店・レビュー評価が高い商品を選ぶことが必須
- メーカー保証外(自己責任)になる場合あり
- 互換充電器使用で万一カメラやバッテリーが故障した場合、メーカー保証・修理が受けられない可能性も
価格・保証・安全性比較
比較項目 | 純正充電器 | 互換充電器・代用品 |
---|---|---|
価格 | 高い(3,000~5,000円前後) | 安い(1,000~2,500円程度) |
入手性 | メーカー公式・家電量販店中心 | Amazon・楽天・量販店で豊富 |
安全性 | ◎(過充電防止・高耐久) | △~○(商品によりバラツキ大) |
保証・修理 | 100%メーカー対応 | 基本メーカー保証外(自己責任) |
対応モデル | 確実に適合 | 型番・端子違いに注意 |
モデル別(バッテリー型番別)の代用方法
オリンパスのカメラはモデルごとに使用しているバッテリー型番が異なり、それぞれに適した充電方法や代用充電器の種類が変わります。代表的なバッテリー型番ごとの代用可否や対応方法をまとめます。
BLN-1/BLS-5/BLS-50/LI-90B等バッテリー型番ごとに使える代用充電器
- BLN-1(E-M5、E-M1など)
- 互換充電器やUSB充電器がAmazon・家電量販店で入手可
- 汎用USBチャージャーも一部対応(ピン位置・電圧適合に注意)
- BLS-5/BLS-50(E-PLシリーズ、E-M10シリーズなど)
- BLS-5とBLS-50は基本的に互換性あり
- 互換USB充電器・汎用チャージャーで代用可能な製品が多い
- LI-90B(TGシリーズなど)
- 小型モデル用のため専用互換充電器を要確認
- USB直挿し型チャージャーや充電スタンド型も増加中
- 他型番(LI-50B、LI-42Bなど)
- 型番によっては汎用クリップ式チャージャーも対応
- 必ず「型番対応」明記の商品を選ぶことが重要
対応USBケーブル・アダプター
- 本体USB充電対応モデルは「USB Type-C」「MicroUSB」「MiniUSB」いずれかで充電可
- 純正品でなくても、規格が合えば市販ケーブル・アダプターで代用可能
- PD(Power Delivery)対応アダプター推奨(急速充電対応モデルの場合)
メーカー推奨・非推奨の方法
- オリンパス公式は「純正品または動作保証互換品以外の使用は非推奨」
- サードパーティ品は“使用自己責任”が前提
- 極端な安価品や規格外品はバッテリー損傷や発熱リスクが高まるので避ける
USB充電・スマホ充電器・モバイルバッテリーは使える?
「カメラ本体でUSB充電できれば出先でも困らない」「スマホの充電器やモバイルバッテリーでも大丈夫?」と考える方は多いですが、モデルやケーブル選び、出力条件に注意が必要です。
USB充電対応モデルの確認方法
- 取扱説明書やメーカーサイトで「USB充電(給電)対応」明記があるか必ず確認
- 例:E-M10 Mark IV、OM-5、E-PL10などはUSB Type-C充電可
- 本体に「USB端子」があっても、充電不可・通信専用端子の場合もあるため注意
- 古いモデルやコンデジの一部はバッテリー単体充電のみ
Type-C/マイクロUSBでの充電手順
- カメラ本体のUSBポートに、Type-CまたはmicroUSBケーブルを挿す
- ACアダプターまたはモバイルバッテリー(5V/2A推奨)を接続
- 充電中はインジケータランプが点灯する(機種によって点滅・点灯パターンが異なる)
スマホ充電器やモバイルバッテリーでの充電可否と注意
- 基本的に「USB充電対応モデル」であれば利用可
- 純正アダプターや「PD対応」のものが最も安全
- モバイルバッテリー利用時の注意点
- 出力電圧・アンペア数が低いと充電できない、または非常に遅い場合あり
- “急速充電(Quick Charge、Power Delivery)”対応機種はアダプターも規格準拠のものを使うこと
- スマホ充電器流用時の注意点
- 出力が弱いとバッテリー残量が増えない、最悪の場合はエラー・充電不能になる
- 規格外ケーブルや断線気味のものはショート・発熱のリスクも
互換充電器・代替ケーブルのおすすめ商品
オリンパスカメラの純正充電器は価格が高い・入手しづらいこともあり、互換充電器や代替ケーブルを活用しているユーザーも多くいます。ここでは、実際に人気・評判の高い製品や選び方のコツを解説します。
Amazonや家電量販店で買える人気互換品
- ROWA JAPAN(ロワジャパン)製互換充電器
- オリンパス用バッテリー各型番ごとに専用設計あり
- 価格は1,000~2,000円台、Amazonや楽天でレビュー多数
- 安心のPSE認証(電気用品安全法適合)
- Watts・Wasabi Power など海外ブランド互換品
- 急速充電対応や2個同時充電対応モデルも人気
- 欧米Amazonや日本の大手カメラ店でも入手可能
- No Brand・無印互換品
- 1,000円前後と格安だが、レビュー・PSE認証・端子の精度をよく確認
ACアダプター・USBケーブル型の選び方
- バッテリー単体で充電できるタイプ
- 家のコンセント(AC)でも、モバイルバッテリー(USB)でも使える2WAY仕様が便利
- 端子の位置・型番対応・出力電圧を要チェック
- USB給電・本体充電用ケーブル
- 「Type-C to Type-C」「microUSB」「miniUSB」など端子種類に注意
- “急速充電対応”表記・純正または有名メーカー品推奨
急速充電対応モデルの特徴
- 1.5~2時間で満充電できるタイプが主流
- 過充電防止回路付き(自動カットオフ機能)だと安心
- バッテリー2本同時充電できるモデルは予備バッテリー派に最適
代用充電方法の安全性とリスク
互換品や代替ケーブルは便利な半面、誤った使い方や粗悪品使用によるリスク・デメリットも存在します。トラブルを避けるために必ず知っておきたい注意点を整理します。
互換品使用時の故障・発熱リスク
- 粗悪品は「発熱」「バッテリー膨張」「最悪の場合発火」など重大事故の原因に
- 正規PSE認証品・メーカー推奨品以外は極力避けること
- 「充電中に異臭・異音」「本体が異常に熱くなる」など異変時は即使用中止
バッテリー膨張や発火の可能性
- 安価な互換充電器は過充電防止回路が不十分な場合あり
- 膨張・液漏れ・バッテリー寿命短縮の報告も
- リチウムイオンバッテリーの特性上、過充電・過放電が事故の元
メーカー保証・修理への影響
- 互換充電器・ケーブル使用でカメラ本体やバッテリーが故障した場合、オリンパス(OM SYSTEM)公式の無償修理・保証対象外となるリスク
- 修理依頼時は「互換品使用歴」を問われることもある
- バッテリー膨張・発火で本体まで損傷した例も
安全に代用するためのポイント
- 信頼できるメーカー・PSE認証・レビュー評価を必ずチェック
- 高温多湿の場所や直射日光下での充電は避ける
- 異常を感じたらすぐ使用をやめる
- 旅行・仕事用の大切な場面では純正品の予備携帯がベスト
充電できない・反応しない時のトラブル対策
代用充電器や互換ケーブルを使って「充電できない」「充電ランプが点かない」「途中で止まる」といったトラブルが起こることも珍しくありません。そんな時にチェックすべきポイントと、解決までのステップを解説します。
ランプが点かない/充電できない主な原因
- バッテリーの向き・挿し込み不良
- 汎用充電器やクリップ式の場合、端子がしっかり接触しているかを再確認
- 「カチッ」と音がしない、微妙に浮いている場合は再セット
- 対応していない型番の充電器を使っている
- 外見が似ていてもピン配列や電圧が異なる場合は充電不可
- 型番ごとの適合表や説明書を再チェック
- ケーブル・アダプターの断線や不良
- USBケーブルやACアダプターが原因のことも多い
- 他のケーブルで試す、モバイルバッテリー・電源を替えてみる
- バッテリー自体の劣化・寿命
- 膨張、液漏れ、極端な発熱がある場合は即交換
- 長期間使っていなかったバッテリーも要注意
代用ケーブル使用時のトラブル例
- USB Type-Cケーブルが「充電専用」ではなく「通信専用」だった
- 充電機能付きケーブルか必ずパッケージで確認
- 急速充電規格非対応のアダプターを使っていた
- Power DeliveryやQuick Charge規格外だと充電できないモデルも
- 互換充電器が低品質で通電しないケース
- Amazonや通販サイトの安価ノーブランドは特に注意
セルフチェックと修理依頼の目安
- 他のバッテリー・充電器で同様かをチェック
- バッテリー単体・充電器単体で切り分け
- USBポートや端子のホコリ・サビも要確認
- 綿棒やエアダスターで軽く掃除
- どうしても解決しない場合は早めにメーカーやカメラ店へ相談
- 保証期間内なら純正品・正規販売店での修理が安心
- 互換品使用の場合は「自己責任」も理解しつつ依頼
純正充電器の入手方法・価格比較
「やっぱり純正品が安心」という場合、どこで・いくらぐらいで買えるのか、安く安全に入手するコツや注意点をまとめます。
新品・中古で買う方法
- メーカー公式オンラインショップ(OM SYSTEM公式ストア)
- 新品・現行モデルのみ、安心の正規品
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ・ヤマダ電機など)
- 在庫があればその場で即購入、ポイント付与あり
- Amazon・楽天市場など大手通販
- 「純正品」「公式ストア」表記やレビュー評価を必ずチェック
- 中古カメラ専門店・リサイクルショップ
- 型落ちモデルや廃番品の在庫を探すなら有効
- 付属品欠品や動作未確認品も多いため、返品ポリシー要確認
相場価格と偽物への注意点
- 純正新品:3,000~5,000円程度が目安
- 型番・対応モデルで価格差あり(マイナー型番はやや高め)
- 中古:1,000~3,000円程度が相場
- 程度や保証有無で大きく変動
- フリマ・オークションは偽物・模倣品リスク
- 「純正品そっくり」な安価品や“ノーブランド品”に要注意
- メーカー名や型番シールの印刷精度、PSEマーク有無などで見分け
家電量販店・公式通販・中古ショップの特徴
- 家電量販店・公式通販:新品・保証付きで安全
- 中古ショップ・ネットオークション:安いが保証や動作未確認リスクあり
- 公式ストアからの購入が最も安全・安心
- 公式サイトにない型番は、中古・専門店も検討
よくある質問・Q&A
「オリンパス カメラ 充電器 代用」に関して、多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめます。
Q1. 代用充電器や互換品を使っても本当に大丈夫?
A. 正規のPSE認証を受けた製品や、Amazon・家電量販店で高評価のものなら比較的安全ですが、自己責任が大原則です。万一バッテリーや本体にトラブルが起きた場合、メーカー保証が受けられないこともあるため、純正品に比べるとリスクは高まります。安全重視なら公式推奨品を選びましょう。
Q2. どこで買うのが一番安心?
A. OM SYSTEM公式ストアや大手家電量販店が最も安心です。Amazonや楽天でも「公式」「純正品」「正規代理店」などの表記を必ずチェック。中古の場合は専門店や大手リサイクルショップで動作保証のあるものを。
Q3. 互換充電器使用でバッテリー寿命は短くなりますか?
A. 粗悪品や高出力・過充電防止機能が弱いものを使うと、バッテリーの寿命が短くなったり、膨張や発熱などのリスクが高まります。安全設計や認証のある製品を選ぶことが重要です。
Q4. USB給電対応と書いてあるのに充電できないのはなぜ?
A. ケーブルやアダプターが適合していない/ケーブルが「通信専用」だった/出力電流が不足しているなどが考えられます。Type-C/USB PDなど規格やケーブルの種類、出力の違いを必ず確認しましょう。
Q5. 互換充電器でカメラ本体が故障したらメーカー修理は受けられる?
A. 原則として「互換充電器やサードパーティ製品による故障はメーカー保証対象外」となります。修理費用が全額自己負担になる場合がほとんどです。大切なカメラやバッテリーはできるだけ純正品での運用が安心です。
まとめ・失敗しない代用充電器選びのコツ
最後に、「オリンパスカメラの充電器代用」を安全かつ失敗せずに選ぶためのポイントをまとめます。
- まず自分のカメラ・バッテリーの型番を必ず確認
- 型番不明・適合しない充電器は絶対NG
- USB充電対応モデルなら純正ケーブル/PD対応アダプター推奨
- 規格・ワット数不足の製品はトラブルのもと
- 互換充電器はPSE認証・信頼ブランド・高レビュー製品を選ぶ
- 価格だけで選ばず、安全面重視で
- 充電中の異音・発熱・バッテリー膨張など異常時は即中止
- 万が一の事故防止のため、異変を感じたら速やかに使用をやめる
- 長期・大事な撮影、旅行・仕事の時は「純正充電器+予備バッテリー」がベスト
- 重要な場面でのトラブル回避に必須
オリンパスカメラの充電器代用は、正しい知識と慎重な選び方で「いざ」という時の強い味方になります。
安易な格安品や型番違いには注意し、安全・快適なカメラライフをお楽しみください。